2011年2月19〜27日、ゴルフパラダイスと称されるカリフォルニア州はPalm Springsで54ゴルフキャンプを開催致しました。2月はPalm Springsは最高の季節ということでしたが噂以上に天候はパーフェクトでした。使用コースはPGA WESTのSTADIUM COURSE、JACK NIKULAUS COURSE,GREG NORMAN COURSE,そしてLA QUINTAのMOUNTAIN COURSE、DUNES COURSEと5コースでしたがそのコースコンディションのクォリティの高さに息を飲み皆さん絶賛されていました。ちなみにこの6日間のプレーで参加されたお客様で最も多くプレーされた方は10ラウンドプレーされました。
成田空港をNH0008便(全日空)でサンフランシスコに向けて発ちました。サンフランシスコからはUA6966便(ユナイテッド航空)でパームスプリングスに入りました。サンフランシスコではディレイしたので予定より2時間遅れのパームスプリングス入りとなりました。今回の滞在先La Quinta Resort&Clubにチェックインして長旅の疲れをシャワーで流した後はメインダイニングのモーガンズで前夜祭を開き参加者全員が興奮を抑えられない中、ゴルフ談議に花が咲きました。
朝は時差ボケ解消にゆっくりし、10時30分にLa Quinta ResortからPGA Westのクラブハウスに移動しました。プレー初日はフルバックからでコースレート76を超えるモンスターコース、また、PGA TourのファイナルQT開催やボブホープクラシック開催コースとして有名なStadium Courseをプレーしました。巨匠Pete Dyeの代表コースをプレーする前に参加者を迎えてくれたのはまさにゴルフ天国の象徴、ドライビングレンジでした。どこまでも続く緑の芝生の上に置かれた白いピラミッドを見て興奮を抑えられないのはゴルファーなら当たり前でしょう。コースのプレーでは日本に無い、レイアウト、完璧なコースコンディションを楽しみながらプレーしました。もちろん、キャンプ恒例のビデオ撮影を欠かさなかったのは言うまでもありません。夜はアメリカで評判のLG'S STEAKHOUSEに行きました。そうです、まずはステーキを食べに行ったのです!旅の楽しいところはその街の食事を食べることだと思いますので皆さん大満足でした。目の前でしっかり作るシーザーサラダ、うわさ通りのGOLDEN STRIKE(ステーキ)、昼間のゴルフと楽しい会話は明日へのゴルフへといつまでも続きました!
この日は5時半起床、6時集合でLa Quinta Dunes Courseを7時よりプレーしました。朝練習ではその朝日が岩肌を赤く染めたのを見て息を飲む程の素晴らしい景色の中、前日のビデオ解析をもとに各自に課題を共有していただいて練習しました。18Hプレー後はPGA Westに移動してStadium Courseを昨日のリベンジとばかりにプレーしていただきました。もう、知らないなんて言い訳できないのですが良いショットには報酬を悪いショットにはその代償をはっきり与えてくれるコースに皆さん一喜一憂しながらのプレーとなりました。夕食は前日行ったLG's STAEKHOUSEでのスタッフとの会話でロブスターを勧めてくれていたのでシーフードを食べにもう一度行きました。36Hのプレーを振り返ると話は尽きなく美味しく、楽しい夕食となりました。
3日目は8時7分よりNicklaus Courseをプレーしました。このコースはStadium Courseと同様で2年1度、PGA Tourのファイナルステージの開催コースとして有名です。ニクラウスらしい雄大で綺麗なコースに皆様大喜びでした。グリーンコンディション・フェアウェイコンディションがどのコースも良いので本当に皆さん驚いていました。ランチを挟んで午後からはPGA Westのドライビングレンジでみっちり練習しました。その後、アウトレットモールに移動して皆さん、お買い物を楽しまれました。夕食は美味しいシーフードを食べたいというご要望からLa Quinta Resortのコンシェルジュお勧めのLavender Bistroに行きました。ここも大当たりでシュリンプカクテル・フレッシュオイスターから大変美味しく、皆さん絶賛でした。思わず、お店を後にする際に受付で明後日の予約をしてしまいました!!
4日目は7時よりGreg Norman Courseをプレーしました。レンジのコンディションはもちろんですがこのコースの受付は非常に感じが良く、良い1日の始まりを予感させました。コースも素晴らしく、素晴らしいグリーンコンディションに思わず、午後からもNorman Courseを予約しました。そうです、ランチを挟んで36Hのプレーに突入したのです。また、ランチを食べる際に半袖なのですが暖炉が気持ち良い気温と湿度に皆さん感動を覚えたのが印象的でした。ゴルフの方は皆さん、プレー4日目と言う事でかなり調子が上がってきていました。日々の改善を繰り返す事と想像以上のグリーンスピード&コンパクションに皆さん対応できるようになって来たのです。ロブショットは日本では練習しないですがここでは打てないとどうにもならないのには皆さん『練習とトライだな!』と腕を磨いていました。夕食はRuth's Chris Steak Houseに行きました。2日目、3日目に行ったLG'sと評判を2分するお店はまたまた非常に美味しく、昼間のゴルフ談議と美味しい食事談議で盛り上がりました!
5日目ですがLa Quinta Mountain Courseをプレーしました。非常に有名な16番のショートホールはもちろん、皆さんその景色に圧倒されていました。朝の練習は各人の課題を星野が回って指導させていただきました。毎晩、夕食の後、ビデオをPCに取り込み、飯田とスイング確認を行いミーティングで各お客様の課題を話し合っているので次の朝の練習から効果的に練習を出来るように心がけました。プレーはそのコースコンディションとあまりの景色に皆さん、テンションも最高潮、そして写真を撮りまくりという状態でした。ラウンド終了後はランチを食べ、練習組とラウンド組に分かれました。ラウンド組はDunes Courseをプレーし、練習組は芝からのレンジでたっぷり課題に取り組みました。練習組は一昨日のアウトレットモールにもう一度行き、再度、ショッピングを楽しまれました。この日のディナーはラベンダーでした。一昨日、訪れその味に皆さん納得というビストロですが雰囲気も最高です。2度目の来店という事でお店の人にも覚えられてより楽しいひと時を過ごせました。
プレー最終日はやはり、PGA West Stadium Courseを締めのラウンドに選びました!このモンスターコースは何度プレーしてもゴルファーを跳ね返しコテンパンにしてくれます。
ですがそのコースは完璧なショットと逃げない心に対しては最大の称賛をもっと迎えてくれます。Pete Dyeの代表作として有名なこのコースを何度もプレーする事は1度や2度プレーする事と意味が違ってきます。そこにある池、そこにあるバンカーの深さ、グリーンのスピードにコンパクション、そしてその形状を知ったらショットは痺れずにはいられません。そこに今回のテーマ『Fan!』があるのですね。
18ホールプレー後、フロリダで尾崎直道さんの先週のチャンピオンズツアーで2週間キャディーを務めた石山が合流してくれました。参加者の3名様は2009年のペブルビーチキャンプ以来の再会に盛り上がりながらランチを共にしました。ランチのあと、練習を挟み、いよいよラストラウンドです。そのラウンドはNicklaus Courseでプレーしました。このコースは一度プレーし皆さんの印象が良かったので選びました。最後だと思うと若干寂しさすら出ながらの18ホールとなりましたが非常に楽しく終えられました。そして、最後のディナーはPalm Desertに車で行き、Mamma Ginaというイタリアレストランに行きました。ここのイタリアンも美味しかったですね。2月の週末という事もあり、お店は入れない人で溢れ予約して良かった〜!というレストランテでした。この日のディナーは美味しいのはもちろんでしたが皆さんが予想以上にPalm Springs Campを評価してくださったのが本当にうれしく思いました。
そして、『来年はくるの?』の嬉しい言葉をいただきました。
楽しい旅はあっという間に帰りの飛行機に乗っているものですが今回の旅はまさにその通りとなりました。26日早朝、Palm Springs International Airportに着きRental Carを返却すると307便(アラスカ航空)に乗り、サンフランシスコ国際空港に行きました。そこでNH0007便(全日空)に乗り、旅の余韻に浸っていると成田空港に27日に帰国していました。ご参加いただいた皆様、担当させていただいた星野&飯田より心から感謝の言葉をこの場を借りて申し上げたいと思います。
『今回もご参加ありがとうございました!世界の素敵な素晴らしいゴルフコースにお連れ致しますのでまた、ご参加ください!』